NFTを活用したカルビーのキャンペーン
博報堂、カルビー、CryptoGames、DataGatewayは、カルビーポテトチップス「NFTチップスキャンペーン」を実施した。同キャンペーンでは、カルビーの対象商品を購入の上、スマートフォンアプリ「カルビールビープログラム」で折りパケ(※1)を登録したユーザーに対し「ポテトNFT」を無料で配布。ユーザーが水やりなどを通じてポテトNFTの成長過程を楽しめるようにした。
※1 空きパッケージを小さく折りたたんで捨てることで、ごみの嵩を減らして使用するごみ袋の量を減らす取り組み
同キャンペーンにおいては、NFTの所有・管理に必要なウォレットとして、博報堂とDataGatewayが共同開発したオリジナルデータウォレット「wappa(ワッパ)」を活用。wappaでは取得したデータのうち、ユーザーが許可したデータのみを、匿名性を確保した状態で企業に提供する。
川崎フロンターレのデジタルアセットを販売開始
博報堂DYメディアパートナーズは、川崎フロンターレの選手や公式マスコットの肖像を活用したデジタルアセットの販売を開始した。
博報堂DYメディアパートナーズは、映像コンテンツをグッズ・アイテム・トレカなどのデジタルコンテンツとして提供し、NFTとして保有可能にするプラットフォーム「PLAY THE PLAY」を運営している。同プラットフォームに川崎フロンターレ専用ECサイト「PLAY THE PLAY for Frontale」を設置し、デジタルアセットを販売する。
デジタルアセットには、保有者限定イベントへの参加権や試合観戦チケット、サイングッズ、試合球の取得権など、様々なインセンティブを付与する予定。博報堂DYメディアパートナーズは同サービスを通じて、デジタルアセットとリアルを掛け合わせた体験を生み出し、ファンとクラブ、選手のエンゲージメント向上を目指す。
自社に関連するアカウントをリンク可能に
Twitterは「Verified Organizations(認証済み組織サブスクリプション)」がグローバルで利用可能になったことを発表した。同サービスに登録した企業は、自社に関連する個人・企業・ブランドのアカウントを自社のメインアカウントにリンクさせることができる。リンクされた関連アカウントでは、アカウント横に表示されるブルー/ゴールドのチェックマークの隣に、メインアカウントのプロフィール写真が小さなバッジとして表示される。
生成する広告テキストの精度を向上
オプトが提供する広告クリエイティブの制作支援ツール「CRAIS forText」において、GPT-4 APIでの広告テキスト生成が可能になった。同ツールでは元々ChatGPT API(GPT-3.5-turbo)と効果予測AIを活用していた。GPT-4 APIへのバージョンアップにより、推論力や創造性、協調性などを改善。これまでと同じ指示(プロンプト)で、より品質の高いテキストを生成できるようにした。
自分そっくりのアバターをその場で生成
凸版印刷は、メタバース上でのファッション体験を可能にする「Meta Cloneスタジオ」の提供を開始した。同サービスでは、アバター生成サービス「Meta Cloneアバター」を活用。店頭やイベント会場などに等身大のサイネージを設置することで、来訪者にそっくりのアバターを生成し、メタバース上で試着シミュレーションを行えるようにした。
企業はMetaCloneスタジオで生成したアバターやコンテンツを様々なメタバースプラットフォームに連携させることで、リアルとメタバースを連動させた販促企画を実施できる。