翔泳社が運営する「ECzine」は、2024年6月6日(木)に無料オンラインイベント「ECzine Day 2024 June」を開催する。「Cookieレス時代に通用する個性」をテーマに、注目企業が登壇するセッションを10:00から17:40まで配信。ユナイテッドアローズやシップス、中川政七商店、ブックオフコーポレーションなどが自社の取り組みを紹介する。
「事前登録を忘れてしまった」「当日急に予定が変わった」という読者に向け、若干数の当日受付枠も設けている。気になるセッションがあれば、配信開始前に申し込むことをおすすめする。
ここでは、10:00から12:00まで配信されるセッションを紹介する。なお、詳細は「ECzine Day 2024 June」イベントサイトの「タイムテーブル」からも確認可能だ。
ECzine Day 2024 June セッションのご紹介
A-1
- セッション名:ブランドと顧客の距離感は今後どう変わる?ユナイテッドアローズとSHIPSがメンバーズプログラム刷新に込めた想いを語る
- 登壇者:株式会社ユナイテッドアローズ OMO本部 デジタルマーケティング部 CRM課 課長 池田沙貴子氏/株式会社シップス 営業本部販売促進部 主幹 三瀬崇弘氏/株式会社翔泳社 ECzine編集部 木原静香
顧客のロイヤリティやLTVを可視化する術の一つに「会員プログラム」がある。チャネルが増え、「購入」以外の行動の可視化も重要となる中で、プログラムそのものの刷新という抜本改革に着手したのが、ユナイテッドアローズとシップスだ。本セッションでは、2社がそれぞれ工夫したポイントと、開発からリリースまでの苦労話を語る。
A-2
- セッション名:Shopifyだからできる!1st partyデータをフル活用した“個と向き合う“ブランド体験
- 登壇者:Shopify Japan株式会社 アカウントエグゼクティブ 外山児雄氏
One to Oneのアプローチをより細かに実現したい。競合優位性を高めるための顧客体験とは何か、改めて考えたい。そう考える読者におすすめなのが本セッションだ。なぜ今ファーストパーティデータの活用が着目されているのか。この流れをどう汲み取り、行動に移すべきか。Shopifyが、同プラットフォームでできることと、未来のブランド体験のあり方を解説する。
A-3
- セッション名:売上を伸ばすOMO「3つのポイント」 ~データ活用に基づく具体的手法を大公開~
- 登壇者:株式会社ビービット ソフトウェア事業本部 マーケティングソリューション セールス&マーケティングマネジャー 生田啓氏
ものも売り場もあふれる現代。顧客に選ばれるには、利便性や欲求を叶えられる商品・サービスを提供できているか、改めて確認する必要があるだろう。本セッションでは、ECサイトにもメリットをもたらすOMO施策やEC担当者目線での施策の進め方など、ビービット 生田氏が具体的なポイントを伝授する。
B-1
- セッション名:中川政七商店の個性は“プラットフォーム”の強さ ブランド同士の相乗効果を生む新ビジネスとは
- 登壇者:株式会社中川政七商店 コミュニケーションデザイン室 MONJUプロジェクトマネージャー 中田勇樹氏/経営企画室 さんち商店街 ディレクター 中武直美氏
1716年創業の老舗企業・中川政七商店は、2023年10月に初のECモール「さんち商店街 Selected by 中川政七商店」をオープンした。自社のEC運営や他ブランドへの支援を通じて得たノウハウ、独自のCRMツールを活用し、全国の中小メーカーの販路拡大を支えている。本セッションでは、中川政七商店がもつプラットフォームの個性と、それを生かした支援内容について紹介する。
B-3
- セッション名:広告運用の最前線 単発のROASではなくLTVを最大化する広告運用とは?
- 登壇者:株式会社Shirofune 代表取締役 菊池満長氏
EC広告運用のトレンドも、数年経てば大きく移り変わる。特に近年は、AIの発展により運用方法そのものにも変化が起きている時代だ。CVやROASの最大化から「LTV運用」という新潮流が生まれている点にも注目したい。アップデートができていないという読者に向け、本セッションではROAS運用の課題から、LTV運用の考え方や実践方法、定期購入型・単品通販型などの販売タイプ別攻略法を解説する。