推し活をサポートする広告サービス
東日本旅客鉄道は、6月13日より新サービス「推しSta!」を開始した。
同サービスでは、JR東日本グループのアセットを活用してファンの“推し活”をサポート。少額で出稿可能な駅ポスターを、応援広告に特化したECサイト「CheeringADオンライン」で販売する。
内田和成氏が顧問に就任
早稲田大学名誉教授・東京女子大学特別客員教授の内田和成(うちだ・かずなり)氏が、企業の事業開発・事業改革・戦略立案を支援する顧客時間の顧問に就任した。
同氏は、日本航空を経てボストン・コンサルティング・グループの日本代表、早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)の教授を歴任。また『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』『イノベーションの競争戦略』など、10作以上の書籍を執筆した。
同氏の参画にともない、顧客時間は事業会社のDXやマーケティング改革の支援を強化していく。
マーケ業務に特化した生成AIツールを刷新
ギブリーは、マーケティング業務に特化した生成AIツール「マーケGAI(マーケ・ジーエーアイ)」の正式版をリリースした。
同社は今年4月より同ツールの提供を開始。正式版のリリースにあたり「マーケティング業務へのUIの最適化」「クリエイティブ生成機能の追加」「データ分析機能の追加」の3点を軸に刷新を行った。これにより、企画・ライティング業務に加え、デスクリサーチ、SNS投稿画像の生成、リーガルチェックなど、幅広いマーケティング業務の効率化をサポートする。
Azure上でNTT版LLMの提供へ
NTTデータは、大規模言語モデル(LLM)をクラウド上で利用可能にするMicrosoftの「Model-asa-Service(MaaS)プラットフォーム」において、2024年11月以降に大規模言語モデル「tsuzumi」の提供を開始する。
tsuzumiは、NTT研究所が約40年間蓄積してきた自然言語処理技術をベースにした大規模言語モデル。少ないリソースでのチューニングが可能なため、利用者は自社固有の業界・業務特化型生成AIとして利用できる。
NTTデータはAzureマーケットプレイス上でtsuzumiを販売する予定。これにより、日本国内の利用者は「Azure AI Studio」上でtsuzumiを用いたビジネスアプリケーションの開発やサービス提供を行うことができる。
リテールメディアの実証実験
NTTドコモ、インテージ、台信商店(以下、ダイノブ)、今村商事の4社は「生成AIを活用した店舗内サイネージ向け広告配信に関する実証実験」を5月8日から6月28日まで実施した。
具体的にはスーパーダイノブ城南店において、NTTドコモが商品の広告コンテンツを生成AIで作成。店内3ヵ所に設置されたインテージのサイネージ端末およびデジタルサイネージ配信システムを通じ、消費者の購買意欲促進や販売増につなげた。なお効果検証にあたっては、今村商事がダイノブよりID‐POSデータを取得し、分析を行った。
同実験の結果、商品の売上は広告の表示期間(1商品あたり7日間)において平均1.2倍、最大3.3倍増加。外注すると通常1週間程度を要するコンテンツの作成時間を、最短1時間以内に収めた。
