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ジオテクノロジーズ、屋外広告の接触判定技術を開発し特許を取得 視認エリアや障害物を考慮した計測が可能

 ジオテクノロジーズは、「屋外広告に対し進行方向で視認エリアにいる、なおかつ周辺の障害物に影響を受けずに広告媒体を見ることができるオーディエンス」を計測できる技術を開発し、特許を取得した。

 同技術では、ジオテクノロジーズが5秒間隔で取得・解析できる人流データを活用。人の視認エリア・進行方向・周辺の障害物を考慮することで、リアルタイムに近い現実に即した屋外広告の接触判定が可能となる。

 具体的には、GPSのある地点(N番目)とGPSの次の地点(N+1番目)を抽出し人の進行方向を精密に導き出し、広告視認エリア内にユーザーが訪れている、かつ進行方向を加味した広告との接触の有無を確認。また、周辺の障害物の存在が広告の視認性に与える影響を考慮し、視認エリアを動的に調整する。

 さらに、同技術では三次元空間における広告視認エリアを正確に算出するために、立体的な図を用いる。広告視認エリアが地面と接触した場合としていない場合に分け、それぞれでエリアを算出する。

 加えて、広告の設置された高さや縦・横の長さによって変わる視認エリアの変化も詳細に定義し、任意の場所に設置されている屋外広告の適切な視認エリアを設定できる。

 今後は、ジオテクノロジーズの提供する位置情報に基づくリサーチサービス「Geo-Research(ジオリサーチ)」と同技術を統合することで、屋外広告の視認可能なオーディエンスのみならず、実際に広告を視認した可能性の高いオーディエンスまで測定が可能に。同技術を基盤とした、新たなマーケティングソリューションの開発に注力していく。

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2024/10/30 16:45 https://markezine.jp/article/detail/47371

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