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KDDIら3社、広告クリエイティブを出力する生成AIシステムを共同開発 制作業務の工数を削減

 KDDIとSupership、Recursiveは、生成AIを活用した広告クリエイティブ生成システムを共同開発したと発表した。

 同システムは、ブランドガイドラインや「au VISUAL IDENTITY」に準拠した広告クリエイティブ(バナー画像)を半自動で生成する。

画像を説明するテキストなくても可
au VISUAL IDENTITYの反映イメージ

 次に、利用者がバナーサイズやブランド種別などの条件を入力し、素材画像をプロンプト入力すると、ブランドガイドラインを遵守した広告クリエイティブを自動出力する。

 同システムは、過去の広告配信実績データに基づき、生成されたバナーの広告効果を媒体ごとに予測するモデルを搭載しており、数十種のクリエイティブ案から自動で良質なクリエイティブ案を選別して、利用者に提示することが可能だ。

画像を説明するテキストなくても可
選別された6つのクリエイティブ案(β版システム画面キャプチャ)

 KDDIでのテストでは、デザイン考案で60%、ラフ作成で60%、仕上げ作業で20%の工数削減した。ブランド管理に詳しくない担当者でも、原則に沿ったクリエイティブを制作できることも確認された。

 開発では、KDDIが企画とプロジェクト推進、Recursiveが独自AIプラットフォームのカスタマイズとKPI予測モデルの開発、Supershipがプロジェクト全体の進行管理とWebアプリケーション開発を担当。今後、法人向けサービスとしての提供も検討している。

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MarkeZine(マーケジン)
2025/02/04 15:45 https://markezine.jp/article/detail/48238

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