博報堂、Hakuhodo DY ONE、博報堂プロダクツは、日本での「TikTok Shop」開始に向け、導入企業を対象としたトータル支援サービスの提供を開始した。事業戦略策定からコンテンツ制作、ショップ運営までの一連の業務を一気通貫で支援する。

「TikTok Shop」はTikTokプラットフォーム上で利用可能なEC機能で、ショート動画やライブ配信を通じて商品を販売できる。欧米やアジアの一部地域で既に提供されており、幅広い年齢層に人気のECプラットフォームとして成長している。日本では6月よりサービス開始が予定されている。
博報堂DYグループ3社は、広告領域におけるTikTokとの連携を活かし、クライアント企業向けにワンストップ支援体制を構築した。新サービスの主な特長は3つある。
1つ目は「戦略策定から運営までのワンストップ支援」だ。ECグロース戦略立案やデータ統合分析支援などの統合戦略、クリエイターのアサインやライブコマース運営支援などのコンテンツコマースづくり、ECサイト構築・運営支援などのコマース運営を一貫して対応する。個別サービスの部分利用や、企業への常駐型サービスにも対応している。
2つ目は「全方位でのTikTokコンテンツクリエイティブ支援体制」だ。ライブ配信・ショート動画の制作・配信体制の構築や、専用のライブコマース配信スタジオの活用、専属コマーサーのアサインなど、多面的な集客施策を提供する。
3つ目は「海外拠点のナレッジ活用」だ。グループの海外拠点がASEANなどで培った「TikTok Shop」導入支援のノウハウを活用し、独自のナレッジをクライアント企業に提供する予定だという。
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