テキスト通話アプリ「Jiffcy(ジフシー)」を提供する穴熊は、シリーズAラウンドでの資金調達を完了したと発表した。 同社は「コミュニケーションの可能性を解放する」をミッションに掲げ、テキスト通話アプリ「Jiffcy」を提供している。
同アプリでは、入力している文字が1文字ずつリアルタイムで表示され、電話している感覚でコミュニケーションができる。2024年7月の招待制終了後、Z世代、α世代の学生を中心に利用が拡大しているという。6月にはグループ通話機能を追加し、最大4人のグループでテキスト通話を行えるようになった。現在iOSアプリとして提供されており、Android版についてのリリースと、スタンプ機能の追加も予定している。
今回調達した資金は、アプリの機能強化やユーザー体験の向上、Android版の提供に加え、利用シーンに応じた法人向けソリューションの開発や海外展開の拡大に向けた体制強化、マーケティング施策の実施に活用する。
投資にはNTTドコモベンチャーズ、サイバーエージェント・キャピタル、サムライインキュベート、ジェネシア・ベンチャーズ、朝日メディアラボベンチャーズ、みずほキャピタルなど12社が参画した。出資各社からは独自性やエンゲージメントの高さ、Z世代を中心とした支持に期待が寄せられている。
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