SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Online

MarkeZine Day 2026 Spring(AD)

広告費高騰時代の“流入後”最適化──東京スター銀行がLP改善とCTA検証でCVR120%超を達成

CTAの勝ち筋を「本文」と「サービスサイト」へ横展開。最大141%の改善を実現

岩本:このCTAボタンの改善施策でテストを繰り返した結果、それぞれCVRに差が出ました。この結果から、どのようなことが分析できましたか。

安藤:CTA施策を行った結果、「減額可能」や「リボ払いもおまとめ可能」などのコア訴求ポイントがわかりました。そこから、カードローンのLPに流入してくる層とは異なり、おまとめローンのLPでは、より返済に切迫したユーザーが多い、という気づきを得ました。

 その後は、コア訴求ポイントをCTAだけでなく、LPの本文にも掲載して強調する施策を進めました。たとえば、まとめるとどれぐらいの返済額になるかの対照表の部分に、減額可能性を強調した文言を付け足しました。その結果、これも112%の改善につながりました(画像6)。

画像6:「返済額の減額可能性」を訴求する文言を加えたうえで、デザインを変えた2パターンを検証。パターン1の方がCVRが高い結果となった。
(クリックすると拡大します)

 一方で「リボ払いもおまとめ可能」のセクションは、既存のLPに存在していなかったため、デザインを「減額可能」セクションと揃えたうえで新設しました。その結果、こちらもCVRは約105%まで向上しました(画像7)。

画像7:「リボ払いもおまとめ可」のセクションを新設し、デザインを変えた2パターンを検証。既存の「減額可能」セクションとデザインを統一したパターン1の方がCVRが高い結果となった。
(クリックすると拡大します)

安藤:なお、今回見つけた改善ポイントは、LPだけでなく、おまとめローンのサービスサイトにも横展開しています。ただ、LPの文言をそのまま転用しても適しません。ページ前後の閲覧ページやユーザーの心理も異なりますし、サービスサイトはLPと比べてCVRが10倍高かったりもします。そのため、LPで培ったベース知識は引き継ぎつつ、検証はサービスサイト用に別途PDCAを回していきました。その結果、サービスサイトでもCVR140%超を実現しました

第三者視点の提案で改善が加速。他商材への横展開も始動

岩本:ここまで当社が実施した施策を説明してきましたが、岩瀨さんは支援当時、どのように感じましたか。

岩瀨:率直に、想定以上に改善できているという印象でした。多くの施策をご提案いただき、限られたリソースの中でも検証の領域を広げることができたと感じています。

岩瀨:また、LPは日常的に確認している分、自分たちでは気づきにくい部分もあったのですが、第三者視点で改善提案をいただけたことで、新たな発見が多かったですね。CVRも大きく伸びてきたので、個人金融部門の広告に携わる部署全体でも話題になったほどでした。今回はおまとめローンの施策をご紹介しましたが、現在はそれ以外の口座開設のLPなどにも、横展開を進めている段階です。

岩本:今回のプロジェクトを通じて改めて浮き彫りになったのは、「ユーザー理解」という領域は、決してAIだけで完結できるものではない、ということです。集客や追客の効率化はプロダクトに委ねることが可能ですが、接客領域では、プロダクトやAIで改善できる部分と、人をアサインして改善していく部分を掛け合わせたアプローチが重要になると考えています。

集客からLTV最大化までを最適化する、Faber Companyの一気通貫支援モデル
(クリックすると拡大します)

岩本:当事者としてサービスに向き合っていると、データの捉え方が固定化されてしまうことがあります。そこに我々のような外部パートナーが客観的な視点を持って介在し、お客様の「セカンドブレーン」として改善を積み重ねていく。我々は、この深い伴走支援を通じて、皆様に本質的なバリューを提供させていただきます。

CVRの壁を突破し、さらなる成長曲線を描きたい方へ

Faber Companyは、18年以上の支援実績から蓄積した膨大な知見を基盤に、貴社の成果最大化をサポート。厳選されたコンサルタントがプロジェクトに深く伴走し、単なるデータ解析に留まらない、ユーザー心理の深い洞察に基づいた改善を実行します。

本記事で興味を持たれた方は、CV改善(CRO)コンサルティング サービスサイトからお問い合わせください。 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
MarkeZine Day 2026 Spring連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

太田 祐一(オオタ ユウイチ)

 日本大学芸術学部放送学科を中退後、脚本家を目指すも挫折。その後、住宅関係、金属関係の業界紙での新聞記者を経て、コロナ禍の2020年にフリーライターとして独立。現在は、IT関係を中心に様々な媒体で取材・記事執筆活動を行っています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社Faber Company

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2026/04/15 12:00 https://markezine.jp/article/detail/50549

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング