住友不動産、大京、東急不動産、東京建物、藤和不動産、野村不動産、三井不動産レジデンシャル、三菱地所の不動産大手8社は、2000年から新築マンションポータルサイト「MAJOR7」を共同で運営。サイトへの年間アクセス数は80万件を超える。
今回の調査は、MAJOR7参加各企業の新築マンションに購入意向があるインターネット会員(2008年5月時点約33万人)を対象としたもので、集計数は首都圏4,496人、関西圏865人となっている。
「住んでみたい街」総合ランキング(首都圏)
「住んでみたい街」の首都圏でのランキングでは、2004年のアンケート開始以来はじめて首位が入れ替わり、1251ポイントを獲得した「吉祥寺」が1位となった。2位「自由が丘」は1215ポイントで、3位「横浜」の760ポイントに大きく差をつけている。また、トップ10のうち、「二子玉川」「中目黒」「目黒」「青山」の4つの街が昨年に比べ順位を上げている。
「住んでみたい街」総合ランキング(首都圏)
1位 吉祥寺
2位 自由が丘
3位 横浜
4位 二子玉川
5位 恵比寿
6位 広尾
7位 鎌倉
8位 中目黒
9位 目黒
10位 青山
総合集計1位の「吉祥寺」は、女性からの支持が高く、男性1位の「自由が丘」を逆転して総合1位となった。特に、40歳前後の女性からの支持が高く、2位の「自由が丘」に71ポイントもの大差をつけている。
選んだ理由をたずねたところ、1位の「吉祥寺」は“公園が多いから”、2位の「自由が丘」は“おしゃれだから”“街並みがきれいだから”、3位の「横浜」は“商業施設が充実しているから”が上位にあがっている。トップ3、およびランクアップした街の6つの内4つの街が東急沿線で、東急沿線の人気の高さがうかがえる。
また、「鎌倉」は「エコ意識の高そうな街」「思いやりのある子供に育ちそうな街」「メタボが解消できそうな街」の3項目でトップ3にランクインしている。
「住んでみたい街」総合ランキング(関西圏)
一方、関西圏の上位トップ5は、すべて兵庫県下の街がランクインする結果となった。
「住んでみたい街」総合ランキング(関西圏)
1位 芦屋
2位 夙川
3位 西宮
4位 岡本
5位 神戸
6位 御影
7位 梅田
8位 千里中央
8位 六甲
10位 三宮
トップの「芦 屋」の獲得ポイントは362ポイントで、2位の「夙川」の193ポイントを169ポイントも上回る圧倒的な人気。「芦屋」は、アンケート開始以来4年連続1位となっている。
選んだ理由としては、1位の「芦屋」は“高級感があるから”“おしゃれだから”、2位の「夙川」は“自然環境が豊かだから”、3位の「西宮」は“日常の生活に便利だから”が上位にあがってる。
また、「エコ意識の高そうな街」は、「芦屋」に続いて「嵐山」「京都」など古都を想起する街が上位にランクインし、「エコ意識の高そうな街」「思いやりのある子供に育ちそうな街」「メタボが解消できそうな街」には、「緑地公園」「箕面」「六甲」なども比較的上位にあがっている。
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