青少年の保護と健全な育成を目的としたモバイルコンテンツの審査・認定および啓発・教育活動を行う第三者機関であるモバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は、エン・ジャパンが運営する「en高校生」とディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する「モバゲータウン」を第2回認定サイトとして発表した。
先日、携帯各社はEMAが健全サイトに認定した場合、青少年向けのフィルタリングサービスの対象からはずすと発表しており、認定サイトのサービスへの反映は来年1月または2月から行うとしている。
10代に人気のサイトとして知られるモバゲータウンは、携帯各社が導入した青少年向けのフィルタリングサービスの影響を受けており、モバゲータウンを運営するDeNAはパトロール体制を強化するなどの対策を講じ、フィルタリングサービスの見直しを訴えていた。今回、EMAの認定を受けたことで、子どもたちもフィルタリングサービスを受けながらモバゲータウンを利用することが可能になる。
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