小規模なサービスが増加し、多様化する傾向にあるWebビジネス
2007年の「twitter」「セカンドライフ」のリリース以降、一時期のような「ブログ」「SNS」「動画共有」などの誰かに「これ面白いよ!」とクチコミしたくなるようなネットサービスが、あまり無いように感じております。
「実はWeb2.0(CGM)は儲からない?」 とささやかれる昨今ですが、本当にそうでしょうか。日々のニュースリリースからは依然としてWebサイトビジネスのマーケットは拡大傾向にあるように感じます。さらにはこれまではWebビジネスとして成り立っているのは主に大手が運営するサイトだったのですが、Google Adsenseといったコンテンツマッチ広告の出現や、ドロップシッピングやアフィリエイトなどEコマースサービスを利用するための敷居が低くなったことから、個人でも無料ブログサービスなどを利用して月に数万円~数十万円の利益を出すことが現実的になってきており、Webビジネスはさらに多様化してきているようです。
最近のネットサービスのトレンドは「お遊び感覚」「生活密着」がキーワード
そんな中、「顔ちぇき」「脳内メーカー」などのお遊び要素の強いとにかくお手軽なサービスや、ライフハックと呼ばれるような生活に密着したツールのようなサービスを目にするようになってきました。
- 読書メーター
これまでも自分の読書状況をまとめるサイトはいくつもありましたが、こちらはとても使いやすく、ブログパーツの充実やモバイル対応など、この手のサービスでは特に大事な「使い続けよう」と思えるサービスです。 - sanco
個人的な「1位~3位」を自分で勝手に登録するサービス。コトノハのような「○」「×」をただつけるだけのような手軽さがシンプルに面白いと感じました。 - メイドめーる
生活密着のツール系というにはやや異色ですが、Googleカレンダーで登録している情報を決まった時間にメールで投げてくれるというサービス。思いつきそのままという気もしますが、手軽に利用できるという点で、意外と流行るかもしれません。 - ePiano
こちらは先日注目を集めた「予告.in」を初め、かゆいところに手が届くサービスを立て続けにリリースしているロケットスタート社によるオンラインピアノ演奏サービスで、今後の動きも目が離せない企業の1つです。