SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

ネットマーケティング実践ノウハウ

英・米・中…海外の動向は?
バイラルマーケティング最新事情

新しいプラットフォームの登場でバイラル新時代に~アメリカ

 先進的なネットサービスを世界に向けて多数送り出してきたアメリカのここ最近の話題の中心は、新鋭のSNS「Facebook」である。SNSとしては後発だが、すでに1億人以上のユーザを獲得しており、現在も急速に拡大を続けている。日本最大手のmixiのユーザ数が1500万人程度であることと比較しても、コミュニティの大きさが分かる(参考記事:mixiユーザー数が1500万人突破)。

 Facebookにはバイラルを広げるためのさまざまな機能が用意されている。例えば“Facebookページ”という機能を利用することで、バイラルの起点となるページを作成することができる。Facebook Insider's Guide to Viral MarketingというドキュメントをFacebook自身が公開しており、これを一読することでバイラルを起こすためのFacebookの利用の仕方を理解することができる。

 またFacebookの大きな特徴として「Facebook Application」の存在が挙げられる。これはFacebook専用のブログパーツのようなもので、Facebook公式のものの他に、ユーザが開発したものも多数登録されている。

 なお現在最も人気のあるFacebookアプリケーションの一つが、「Slide FunSpace」という、面白い動画を友人にバイラルするアプリケーションであり、このことからもFacebook内で活発なバイラルが行われていることがうかがえる。

 日本のmixiもFacebookのようなプラットフォーム解放を模索している最中であり、今後もFacebookの動向が日本のSNSの動向を左右することが予想される。日本のSNSの今後を占う意味でも、引き続きFacebookの動きには注目しておきたい。

次のページ
インターネット急伸国の台頭~中国

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
ネットマーケティング実践ノウハウ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

鈴木・J・修一(スズキ・J・シュウイチ)

株式会社クロスワープ インターネットマーケティング事業部エンジニア。

1981年東京生まれ。 2006年より現職。バイラルプロモーションASP「CROSSMARC」の開発に従事し、大手企業を中心に数多くのバイラルプロモーションで導...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/12/23 11:00 https://markezine.jp/article/detail/6121

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング