米国の大手ネット広告会社であるアベニューA レイザーフィッシュと電通子会社デジタルパレットが資本・業務提携し、デジタルパレットは「電通 アベニューA レイザーフィッシュ」へ社名を変更することが、1月16日に発表された。
業務拡大を検討していたデジタルパレットは、デジタルコンテンツの企画・制作・コンサルティング会社。一方、アベニューA レイザーフィッシュは日本での拠点となる企業を探しており、両社の思惑が一致して今回の提携が決まった。
広告業界情報サイト「Advertising Age」が発表した「Top 50 Interactive Agencies」の売上No.1に輝いたアベニューA レイザーフィッシュの親会社は、米NASDAQ市場に上場するインターネット関連持ち株会社アクアンティブ。同社は昨年、イギリス、オーストラリア、ドイツ、中国にも進出し、事業を国際的に展開している。今回の提携で、米国に続く世界第2位のネットマーケティング市場である日本でも拠点を得たことになる。
プレスリリース:「米国No.1インタラクティブ広告会社「アベニューA レイザーフィッシュ社」と電通子会社「デジタルパレット社」の資本・業務提携ならびにデジタルパレット社の「電通 アベニューA レイザーフィッシュ社」への社名変更について」 (PDF)