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大和ハウス工業とTOTO、トイレからパソコンに健康データを配信できる「インテリジェンストイレII」開発

 両社は2005年に「尿糖値」「血圧」「体脂肪」「体重」を測定できる「インテリジェンストイレ」を共同開発し、大和ハウス工業からすでに1万台を販売している。今回、新たに発売する「インテリジェンストイレII」は、従来の測定機能に加え、「尿温度(深部体温)」を測定し、従来機種の「体脂肪」に変わる新機能として、「BMI値)」の表示機能を搭載した。

トイレのデザインもさらにスマートになった「インテリジェンストイレII

 体の中心の体温を表す「尿温度(深部体温)」は、女性特有のホルモンバランスを知ることができるため、女性の月経の時期や排卵日の予測に役立ち、体重と身長から算出した人の肥満度を表す「BMI値」測定は、肥満やメタボリックシンドロームの予防、健康管理の目安となる。

 測定データはトイレ内とパソコンで把握することが可能となっており、トイレ内での「表示パネル」で日々の測定データ確認したり、2週間・6週間サイクルのデータや、女性の次回月経予定を表示することができる。長期間にわたる健康状態を把握するパソコンソフト「健康かんりくん」を使って、トイレで測定したデータをパソコンに自動送信し、日々の変化を週・月・年単位でグラフ化することもできる。

 「インテリジェンストイレII」には、「ロータンク・シリーズ」と「タンクレス・シリーズ」の2プランがあり、販売価格はサイズによって、35万円~53万円、35万円~61万円の2つの価格帯に分かれる。大和ハウス工業は、3年間で4,800台の販売を目指す。

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MarkeZine(マーケジン)
2008/12/24 15:05 https://markezine.jp/article/detail/6211

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