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Adobe、Flashアプリに配信と課金の手段を提供するモバイル向けランタイムの提供開始

 米Adobe Systemsは2月17日、新しいモバイル向け無線配信ランタイムである「Adobe Flash Lite 3.1 Distributable Player」を発表した。この最新版ランタイムによってFlashベースのアプリケーション開発や、OSを搭載した様々な携帯端末にアプリケーションをランタイムインストーラーによって直接配信することができる。

 このランタイムを利用すると、GetJar社、Thumbplay社、Zed社をはじめとする大手アグリゲーターのWebカタログを介して、アプリケーションの配信や課金が可能になるほか、コンテンツクリエイター自ら、既存の配信チャネルを通じてアプリケーションを配信することができるようになる。

 また、Adobe Systemsは同日、携帯電話や携帯端末上でPDFコンテンツや電子書籍の閲覧や管理などを可能にするソフトウェア開発キット「Adobe Reader Mobile SDK」を発表。このSDKは文書をスクリーンサイズに自動的に適用させることができるPDFのリフロー技術を搭載しており、レイアウトの整合性を保ったまま、多様な携帯端末でデジタルコンテンツを楽しむことができる。また、XMLベースのeブックの標準であるEPUBファイルフォーマットもサポートしている。

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2009/02/17 12:38 https://markezine.jp/article/detail/6577

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