イオンが展開するプライベートブランド(PB)「トップバリュ」のアイテム数は、現在約5000品目に達し、衣・食・住にわたって幅広い商品を提供している。しかし、経済環境の変化にともない、低価格化を加速させる方針を明らかにした。
低価格化にあたって、イオンは2009年度上期中に1700品目の価格をシフトするとともに、「ベストプライス by トップバリュ」に新たに500品目を投入する。
展開される新商品には、プレーンヨーグルト(450g)98円、食パン6枚切り 88円、衣料用洗剤(1.0kg)148円などがあり、いずれも原材料の大量買付けや包装の簡素化など、コストを抑えるための工夫がなされている。
新商品投入によって、「ベストプライス by トップバリュ」の売上高はこれまでの3倍に拡充される。また、2009年度は、衣料品についてはボトムやインナーに新商品を導入し、住居余暇商品についてはアイテムを6割に絞り込んだ上で全面刷新し、衣料品・住居余暇商品ともに前年比2倍の売上を目指す。
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