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西友、菓子・加工食品のナショナルブランド1800品目を値下げ

 「EDLP(エブリディ・ロープライス/毎日お買得)化」を推進している西友は、すでに低価格に移行済みの日用雑貨群に続き、グロサリー商品(非生鮮食品)を全面移行する。対象商品の価格は、移行前の「月間値下げ」価格を基準としつつ、約3割の品目についてはそこからさらに5%~10%の引下げを行う。第一段階として3月2日から展開される商品には、「ミツカン米酢(500ml)」198円、「キッコーマン本つゆ(500ml)」185円、「グリコ2段熟カレー各種(160g)」138円などが含まれる。

 西友はこれらと並行して、食品、日用雑貨、住居用品、衣料品など全商品分野にわたり、親会社ウォルマートのグローバル調達網を活用して、海外調達による低価格化を一段と進める方針。また、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などのグローバル・サプライヤーからの直輸入商品の対象拡大と追加値下げ、ウォルマート・グループと共通のプライベートブランド(PB)商品の導入・拡販にも力を注ぐ。直輸入商品は、昨年1年間で一昨年比50%以上と大幅に売上高ベースで増加している。

 西友は2008年12月から、競合他店が西友の店頭価格よりも安い価格で提供している場合、一部商品を除いて利用者が持参した他店チラシの価格に値段を合わせて販売する「他社チラシ価格照合」制度をスタート。来店客数は前年比約3%増、既存店の売上高も前年比プラス基調で推移している。

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2009/02/28 10:00 https://markezine.jp/article/detail/6723

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