このデジタルポスターは、従来の紙ポスターに替わる「デジタルサイネージ」として、携帯通信網などの無線技術を使って時間帯や曜日別コンテンツの表示を行う新しいメディア。JR東日本企画では、2008年7月から、東京駅八重洲南口コンコースに「液晶ディスプレイ」を用いた広告媒体として試行的に展開していた。
このシステムでは、フルハイビジョン規格の縦置きモニターに、静止画(JPG)を1分間につき静止画を最大6枚まで露出可能となっており、3月30日からは、東京駅に加えて、品川駅中央改札内、横浜駅中央通路でも5:00~24:00までの放映を開始している。JR東日本企画では、今後もデジタルポスターの設置拡大を進める方針だ。
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