電通、デジタルハリウッド大学大学院、デジタルハリウッドの3社は、300万のユーザーを集める話題の3Dバーチャルワールド「セカンドライフ」に関する組織を2つ立ち上げたことを、2月8日に発表した。
2つの組織は、リアルとバーチャル双方に2月下旬をめどに同時に設立される。ひとつは、日本の企業や団体がマーケティング活動をする際の課題について情報交換する「セカンドライフ研究会」、もうひとつはセカンドライフ内に設立される「セカンドライフ研究所ジャパン」で、日本向けサービス向上の研究と「セカンドライフ研究会」参加企業のコミュニケーション活動をサポートする。
電通は、日本語版インターフェースの導入を前提として米リンデン・ラボと定期的に交流をはかり、日本の市場環境に関する助言を行ってきたという。また、デジタルハリウッド大学院も「セカンドライフ研究室」を設置して、「セカンドライフ・トレーニング講座」など、さまざまな情報発信を行ってきた。
電通とデジタルハリウッドは今後、セカンドライフのプラットフォームである「セカンドライフ・グリッド」への進出に関心のある企業・団体の参加を募り、2つの組織を相互に活用しながら情報交換や専門家を招いたセミナーなどを行っていく。
プレスリリース:「電通とデジタルハリウッド大学院、米国3Dバーチャルコミュニティ・サービス「セカンドライフ®」参加企業のための「セカンドライフ®研究会」及び企業や個人の参加方法について研究を行う「セカンドライフ®研究所ジャパン」を設立」 (PDF)