6月1日に施行された改正薬事法によって、調剤薬局やドラッグストア以外の小売業による一般用医薬品市場への本格的参入が可能になった。セブン&アイ・ホールディングスとアインファーマシーズは、2008年8月に業務・資本提携し、医薬品の提供を中心としたビジネスモデルを構築するため、株式会社セブンヘルスケアを設立した。
事業内容は、ドラッグストアの運営、PB 薬品の企画開発、両グループの薬品関連における商品開発、仕入れ、物流などの統括。資本金4億5000万円は、イトーヨーカ堂 50%、アインファーマシーズ 30%、セブン&アイ・ホールディングス 10%、セブン-イレブン・ジャパン 10%の比率で出資する。
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