オールアバウトは、リクルートより、4月1日付けで総合マネー情報誌「あるじゃん」の事業を譲り受けることを2月19日に発表した。
今回の事業譲渡は、金融関連の情報を得るためにユーザが利用する情報源としてネットが増加しているという背景を踏まえて、投資初心者向けの雑誌「あるじゃん」と月間1,500万人を超えるユニークユーザ数を持つ総合情報サイト「All About」を融合することによって、双方のメディア価値を最大化することを目的としている。
譲渡される事業および媒体には、月刊誌「あるじゃん」(発行部数10.1万部)、「定年あるじゃん」Mook(発行部数4.3万部)、「保険ガイド」臨時増刊(発行部数5.6万部)などが含まれる。また、これらの事業の平成18年3月期の売上高は、12億1,900万円。
オールアバウトは、2006年8月に設立した子会社のオールアバウトフィナンシャルサービスをはじめとする金融分野を重点戦略領域としており、ユーザとの接点の拡充をねらっている。