フォレスターが発表したレポート”Global Online Population Forecast, 2008 To 2013"によると、世界のインターネット人口は、2013年に22億人に達する見込みだ。2008年のインターネット人口は約15億人のため、これから5年のうちに約1.5倍になると予測される。
アジア新興国のインターネット人口の増加は著しく、なかでも中国のインターネット人口は2013年には3億7700万人に達する。これは、世界のインターネット人口の17%に相当するが、それでも中国の全人口における割合は16%から27%に増えるにすぎない。
日本のインターネット人口は2008年にすでに1億人に達しており、緩やかに増加しながら、2013年には1億640万人まで増加する。しかし、日本の全人口における割合は、78%から84%に増加するにとどまっており、これは韓国(75%→81%)と同じ飽和状態に近い状態と言える。
また、2008年の国別インターネット人口ランキングのベスト5は、米国、中国、日本、ブラジル、ドイツだが、2013年には、中国、米国、インド、日本、ブラジルに顔ぶれが大きく入れ替わりそうだ。
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