調査概要
前回の調査では、ワンセグの利用頻度やテレビ閲覧との比較、個人の部屋の所有有無による利用率の違いを調査し、その結果、ユーザーが生活シーンによってテレビとワンセグを使い分けていたり、自分の部屋を所有しているユーザー程ワンセグを利用しやすい傾向にあることが分かった。
今回の調査では、ワンセグの「ながら視聴」やTVとワンセグのCM閲覧レベルの比較、携帯電話のマナーに対する許容範囲を年代別・男女別で用意した。
調査結果サマリー
- 30%以上のユーザーがワンセグとの「ながら視聴」で、パソコンやテレビを併用している
- 男性がパソコンや新聞で、女性がテレビや雑誌で「ながら視聴」をしている
- テレビの方がワンセグよりもCMを見られやすい
- 友人の許せない行動は、「ゲームをしている」「携帯小説を読んでいる」が半数以上
調査対象
- 調査対象:10代~50代までワンセグを利用している男女500人
- 調査期間:2009年6月17日~2009年6月19日
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査機関:メディアインタラクティブ
調査対象は、10代~50代までのワンセグを利用したことのある男女500人。性別は男性:女性=50%:50%、年代別は10代:20.0%、20代:20.0%、30代:20.0%、40代:20.0%、50代:20.0%となっている
Q1‐1.ワンセグ視聴の際に、同時に「ながら視聴」しているメディア
Q1‐1では、ワンセグを視聴している際に同時に「ながら視聴」をしているメディアについて尋ねた。
すると、「特にない」が44.2%で最も多く、次いで「パソコン」が36.8%、「テレビ」が29.2%という結果になった。パソコンとワンセグを同時に利用しているユーザーが40%近くいることから、今後2つを用いたクロスメディアによってユーザーとのコミュニケーションが活性化するのではないだろうか。
また、ワンセグとテレビを同時に「ながら視聴」していることから、「2つの見たい番組があった」または「テレビをメインで見ながら、ワンセグはサブとして」というユーザーがいるのではないかと考えられる。