調査概要
「広告離れ」という言葉をよく耳にするようになったが、消費者は広告に対してどのような意識を持っているのだろうか。
インターネット広告は、市場の拡大とアドテクノロジーの進化により、その形態が少しずつ変化してきている。ユーザーの行動履歴をもとに広告配信を行うターゲティング広告などはその最たる例である。ターゲティング広告は、効果的にターゲットをセグメント出来る一方で、どこまで個人の情報を記録・特定して良いのかというモラル上の問題も存在する。
今回の調査では、広告に対する意識をユーザーの経験と意識という2つの側面から分析していきたいと思う。今回は、ユーザーの広告との経験について調査した。
調査結果サマリー
- 60%以上のユーザーが「広告から得をした経験がある」と回答
- そのメディアは、インターネットが88.7%で最も多く、次いでテレビの86.8%
- 約50%のユーザーが広告経由でオンラインショッピングを経験
- 最も購入につながりやすい広告はメールマガジン
調査対象
- 調査対象は、10代~60代までの男女500人
- 性別は、男性:女性=47%:53%
- 年代別は、10代:1.8%、20代:18.6%、30代:31.8%、40代:23.8%、50代:17.2%、60代:6.8%