マイボイスコムは10月に、ネットスーパーの利用についての調査を行い、男女13,536名から回答を得た。ネットスーパーを利用したことがある人は全体の12.3%で、利用したことのあるネットスーパーの1位は、「イトーヨーカドー」で、2位は「イオン」、3位は「西友」となっている。また、利用方法では、自宅からパソコンで利用する人が9割を占めている。
ネットスーパーを利用する理由は、「重いもの・かさばるものを届けてくれる」「買い物時間を節約できる」が多い一方、利用しない理由としては、「送料がかかる」「実際に自分の目で選びたい」が二大理由となっている。
ネットスーパーの利用については、今後利用したくないとする人が41.7%で、利用したい人(22.3%)を大きく上回っている点が注目される。インフルエンザの流行や、将来高齢者になったときなど、自分が買い物に行けなくなった場合には利用したいとする消極的な意見がある一方、賞味期限切れが近い商品を送ってくるのではないかなどの商品への不安や、「知らない人に顔と家を覚えられるのが嫌」という意見もある。
また、「店の中を歩きながら色々なものを見るのが楽しみ」という意見もあり、元気なうちはリアル店舗での買い物を楽しみたいとする気持ちが根強いようだ。
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