「Salesforce Chatter」は、従業員のプロフィールや現在のステータスを共有し、フィードやグループ機能、ソーシャルアプリとしての機能も提供する。つまり、Facebookのように同僚についての情報を共有したり、Twitterのようにつぶやくことで仕事のアドバイスを求めたり、ビジネス文書を更新したら会社全体に通知することもできる。
実際、Salesforce Chatterは、Twitterの投稿のうち必要なものだけをリアルタイムで取り込んだり、Facebookのプロフィール情報をインポートすることも可能になっている。また、iPhoneやBlackBerryなどのスマートフォンでも利用することができる。
Salesforce Chatterはまた、エンタープライズソーシャルコンピューティングプラットフォームとして、企業内で利用できるさまざまなソーシャルアプリを開発し、Google、Twitter、Facebookと連携させることもできる。
Salesforce Chatterは2010年から利用可能となり、Salesforce CRMとForce.comの有料版に含まれるほか、Chatter、Content、Force.comを利用できる新しいChatterエディションは、1ユーザーあたり月50ドルで提供される。
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