フジ・メディア・サービスは、セシールの子会社化を目指して、今年5月から公開買付けを実施した結果、議決権の78.06%を占める普通株式を取得。これを踏まえて、フジ・メディア・ホールディングス、その子会社であるディノス、セシールの3社は、金銭交付による株式交換により、セシールをフジ・メディア・サービスの完全子会社とすることを決定した。
今後は、フジ・メディア・ホールディングスグループの通信販売事業を統括する中間持株会社を新設して、セシールおよびディノスをその傘下に置く方向で検討を行う。
この株式交換は、2010年3月1日を効力発生日とする予定で、それに先立ち、セシールの普通株式は2010年2月24日に上場廃止となる。
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