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Google、有料記事の閲覧問題で新たな施策を発表

 ニューズ・コーポレーションの会長であるルパート・マードック氏が、検索サービスによって新聞社の有料記事コンテンツが事実上無料で閲覧可能なことを批判したことが、世界中で波紋を広げている。

 こうした動きを受けて、米Googleは1日施策を発表した。Googleは、「First Click Free」というプログラムを提供しており、参加パブリッシャーはGoogleのクローラーが記事にインデックスを付加することを許可し、Google NewsまたはGoogle Searchで記事を見つけたユーザーは記事全体を閲覧することができる。ただし、「First Click Free」という名称どおり、ユーザーは最初のクリックで表示されたコンテンツは無料で閲覧できるが、それ以上クリックしてコンテンツを見ようとすると、支払または登録を求めるメッセージが表示される。Googleは今回、このプログラムを改訂。登録していないユーザーに対して、1日に5ページしか閲覧できないよう制限することが可能になった。
 
 ただし、Googleは記事の見出しや最初の数行などは、無料のコンテンツとしてクロール、インデックスするとしており、Google Newsでは「購読申込」のようなラベルを記事に表示するとしている。

 また、Googleは翌2日、Google Search、Google Newsでの掲載を拒否するためにヘルプセンターを通じて必要だった手続きが省略可能になったと発表。サイトに設置しているrobots.txtに、Google SearchとGoogle Newsについての記述を追加することで、サイトを訪れたクローラーにそのサイトのポリシーを詳細に指定することが可能になった。

 Google Newsがパブリッシャーに対して、毎月送出しているクリック数は10億に達している。今回発表された技術的なオプションによって柔軟な運用が行われることが、Googleにとってもパブリッシャーにとっても重要といえそうだ。

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2009/12/03 12:46 https://markezine.jp/article/detail/9030

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