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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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話題の書籍を紹介!

eコマース事業を成功へ導くエッセンスが凝縮!
『eコマースプランニング入門講座』が発売!


 『eコマースプランニング入門講座』が12月8日に発売となりました。不況の中でもEコマース市場は成長を続けていますが、ビジネス環境は激化しており従来通りのやり方が通用しなくなってきています。本書では、これからeコマース事業への参入を目指す方、またはeコマース事業の見直しを検討している方に向け、本質的な強みを持つeコマースを構築するための知識・ノウハウをバランスよく解説しています。本記事では本書の内容を一部転載していきます!ご購入はAmazon/SEshopからどうぞ!  

 以下の記事は『eコマースプランニング入門講座』第8章の一部を抜粋しています。

3つの型の違い

 ほとんどの成功しているeコマースは3つのモデルに分類できます。

 特徴的かつ高付加価値の商品を販売するブランド構築型eコマース、ある分野の商品を豊富に取り揃えるカテゴリーキラー型eコマース、どこよりも商品を安く提供するディスカウント型eコマースの3つです。

 これらの強みを持つ小売業が有利であることはeコマースに限ったことではありません。リアル店舗でも、BVLGARI直営店などのブランドショップ、トイザらスなどのカテゴリーキラー、ドン・キホーテなどのディスカウントストアは強い競争力を持っています。eコマースにおいてはその強みがインターネットによってさらに強化され、リアル店舗以上に有利に事業を展開できるのです。

 eコマースを成功させるには、取り扱う商品・サービスの特徴に合わせて3つのモデルのいずれかを選び、モデルに合った事業展開を行なっていくことがポイントになるでしょう

 もちろん、すべてのeコマースがどれかの型に完全に当てはまるというわけではありません。むしろ2つ以上の型の性質を持ち合わせているケースが多いといえます。その場合、左のようなチャートを使ってeコマースを分析することで、どの型をベースとして事業を展開していくべきかを決めることができます。

 チャートの3つの軸、「商品力」「品揃え」「価格競争力」はそれぞれ「ブランド構築型」「カテゴリーキラー型」「ディスカウント型」のeコマースが持つ特徴的な強みを表しています。商品力が強ければブランド構築型、品揃えが強ければカテゴリー型、価格競争力が強ければディスカウント型をベースとして事業展開を考えていきます。もし特徴がまったく浮かび上がらない場合は、ディスカウント型をベースに事業を展開するケースが多くなるといえます。

 1,800円/ISBN978-4-7981-2042-3/発行 株式会社翔泳社各書店のほか、AmazonSEshopなどでも購入可能です!!

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本書の構成

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この記事の著者

海老根 智仁(エビネ トモヒト)

株式会社取締役会長CSO

昭和1967年生まれ 神奈川県出身
平成3年 慶應義塾大学経済学部卒業
平成10年 産能大学大学院経営情報学研究科(MBA課程)修了
デジタルハリウッド大学大学院教授
株式会社大広を経て、平成11年株式会社オプト入社
平成1...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

丸山 清貴(マルヤマキヨタカ)

株式会社ジャパンホッパー代表取締役CEO
株式会社オプトを経て、平成17年10月に株式会社ジャパンホッパーを設立し、代表取締役CEOに就任。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/12/21 10:25 https://markezine.jp/article/detail/9153

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