AP通信は、新部門「AP Gateway」を設置し、携帯電話向けに提供しているニュースアプリ「AP Mobile」といった製品の拡大を図り、広告モデルと読者への課金を2本柱として展開する。さらに、アップルが3月に発売するタブレットコンピュータ「iPad」向けのアプリに課金する計画も発表。アプリの価格は未定だが、リリース当初は無料で提供する。iPad向けには、新聞社やテレビ局らとニュースコンテンツを提供し、収益をシェアする。
APはニュースを配信している新聞社や放送局からの収入などが主な収益源となっているが、世界的な不況による広告予算の削減で、2009年の収益は6%のマイナスが予想される。
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