主婦マーケット専門のマーケティング支援会社ハー・ストーリィが4月10日に行われたクチコミマーケティングの最新事情を紹介する「WEB2.0時代のクチコミマーケティング最新事例フォーラム」の開催に合わせ、「女性のネット・クチコミ実態調査結果 2007」を公開した。インターネット調査は2007年3月に20~40代の女性1,200名に対して実施された。
「WEB2.0時代のクチコミマーケティング最新事例フォーラム」についてはこちら(MarkeZineニュース)
女性はインターネットを情報収集として利用している他、友人などと交流のために利用しているようだ。20~40代の女性1,200名に行ったいくつかのアンケートの中で、「自宅でよく見るホームページの種類は?」という選択式の質問(複数回答)では、「ニュースサイト(総合ニュース)」が59.5%が最もよく見るホームページという結果が出た。続いて「天気情報・予報」44.6%、「料理レシピ情報」44.3%、そして第4位に「友人や知人のホームページ(日記ブログなど)」が36.8%。
さらに本・CD、映画の感想や、商品レビューなど「ネットへの書き込み経験」があるかという質問に対しては、56%が「ある」と答え、そのうち最も書き込みが多かったのは、「友人のブログに対するコメント」だった。ここでもインターネットを友人との交流のツールとして利用している人が多いことが伺える。
また「インターネットを利用し始める時間は?」という項目では、朝9時すぎから10時まで13.4%でピークを迎えており、インターネットの一日の平均利用時間は1~3時間が全体の47%を占めた。主婦向けに情報発信するには、家事がひと段落した朝9時すぎから10時までが狙い目のようだ。