SAS Institute Japanは18日、ソーシャルメディア上の顧客の声を分析・活用するためのソリューション「SAS Social Media Analytics」の国内提供を開始すると発表した。
「SAS Social Media Analytics」は、TwitterやFacebook、YouTube、Blogなどにおける、自社の製品やブランドに対する顧客の声を収集・統合・分析し、それに基づいた意思決定を可能にするソリューション。ポジティブ/ネガティブの分析やインフルエンサーの特定、CRMなどのマーケティングシステムとの連携といった機能を備え、顧客ニーズやトレンドの把握を支援する。既に米国では提供を開始しており、国内でも10月から携帯キャリアが試験的に利用を開始している。
業態などによってカスタマイズが必要なため導入には標準で10週間程度の期間を要する。モニタリングするブランド数によって価格は変動するが、目安としては初期導入費が500万円から、利用料金が月額100万円からとなっている。