解答・解説編(その1)
【問題1とその解答・解説】
Yahoo!リスティング広告は従来のWeb広告と比べて、どのような特長を持つか。次の中から適切でないものを選べ。
A) クリック率やコンバージョン数など、詳細な広告の効果を管理ツールから確認できる
B) 一度掲載を開始したあとでも、広告文の変更や予算の変更が自由に行える
C) 広告が表示されただけでは課金されず、ユーザーによってクリックされてはじめて広告料金が発生する
D) どのパートナーサイトに広告を掲載するか、広告主が自由に選ぶことができる
正解) D
解説) Yahoo!リスティング広告は、管理ツールによる詳細な広告効果の分析と、柔軟な予算設定が可能な広告サービス。A、B、Cのような特長を持つが、どのパートナーサイトに広告が配信されるかを事前に選ぶことはできない。
【問題2とその解答・解説】
次のうち、スポンサードサーチ モバイルで利用できない機能はどれか。正しいものを選べ。
A) 広告テスト機能
B) キャリアターゲティング機能
C) 広告最適化機能
D) キーワードの自動挿入機能
正解) C
解説) スポンサードサーチ モバイルでは、Cの広告最適化機能は利用できない(2010年11月時点)。A、Dの機能は、PC版スポンサードサーチと同様に利用できる。Bのキャリアターゲティング機能は、スポンサードサーチ モバイルの特徴のひとつで、広告を配信する携帯電話のキャリアを選択できる機能。
【問題3とその解答・解説】
PC版スポンサードサーチの1日の予算が設定できる管理単位は次のいずれか。当てはまるものをすべて選べ(複数選択)。
A) アカウント
B) キャンペーン
C) 広告グループ
D) キーワード
正解) A、B
解説) スポンサードサーチの予算設定は、「アカウント」単位と「キャンペーン」単位で設定可能。ここで設定した予算金額に1日で到達するように、システムが広告の表示/非表示を自動的にコントロールする。
【問題4とその解答・解説】
PC版スポンサードサーチの広告文で使用できるのは、次のうちどの表現か。
A) 「日本一の売上高」などの最上表現
B) 「お申込みはこちら!!」などの記号の連続使用
C) キーワードがタイトル・説明文に含まれない広告文
D) 「A社よりも安い」など、他社との価格比較
正解) C
解説) 「広告表現に関するガイドライン」に記載された、使用できない表現のうち、Aは「最大・最上表現の使用」、Bは「記号の連続使用」。なお、記号には使用できないものなどもあるため、使用する際には、掲載ガイドラインを確認したほうが良いだろう。Dは「競合製品・サービスとの比較情報の記載」に該当する。
Cは、人名・地名など一部のキーワードを除き、タイトル・説明文にキーワードが含まれていなくても関連性が認められれば広告掲載は認められているため正しい。
→ PC版スポンサードサーチ 掲載ガイドライン
【問題5とその解答・解説】
スポンサードサーチを利用した会員獲得キャンペーンで、インプレッション数が50000回、サイト訪問者数が2000人、獲得会員数500人、総広告費用が80万円だった場合、CPAはいくらになるか。
A) 16円
B) 100円
C) 400円
D) 1600円
正解) D
解説) CPAは顧客獲得単価、つまり顧客一人を獲得するのにかかった費用を意味し、コスト÷コンバージョン数で求められる。この場合、コンバージョンは獲得会員数なので、総広告費用80万円÷獲得会員数500人で計算し、正解はDの1600円となる。