長沼孝一郎氏は、グループ最高経営責任者(グループCEO)として経営にあたってきたが、業績低迷についての経営責任を明らかにするため、代表権を返上したいとして辞任を申し出た。グループCEOは代表取締役社長の清水與二氏(現COO)に譲り、清水氏は、2011年1月1日よりグループCEOとCOOを兼務する。長沼氏は代表権返上後も取締役会長にとどまる。
また、ADKは、今年8月に発表した特別転進支援措置の実施結果を発表した。満40歳以上58歳以下の社員を対象に希望退職をつのったところ、現時点での退職者数は128名。退職日は11月30日で、希望者に対しては再就職支援を実施し、応募者には特別加算金を支給する。
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