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現場ノウハウ満載!現役店長に学ぶ「人気ネットショップの作り方」

「お客様がお客様を呼ぶしくみ」をつくる(後編)~リボン専門店「おしゃべリボン」~

自分のお店のオリジナルのリボンがほしい――ショップ経営者のそんな夢をかなえてくれるのが「オーダーメイド・リボン」です。2つのリボン専門店の運営を担当している内田葉子さんに、リボンの魅力とお客様とのコミュニケーションについてお話をうかがいます。前編はこちら。

店長紹介
内田 葉子(うちだ ようこ)
リボン業界はもちろん、インターネット業界にもまったくのシロウトという状態でいきなりの店長に。わけもわからないまま、とにかくゼロから無我夢中でネットショップの運営に邁進。スタートが白紙だったので、かえって先入観なく自然にお客様視点になっていた、というところがアイデアの基となる。サイトの企画・プロモーションはアウトソーシング先の会社と相談しながら、なるべくお客様にも喜んでもらえるサイトを目指してる。今後も最初の「なんで?どーして?パソコンよくわかんない…」「こんなのあったらいいな」という原点の気持ちを忘れず、「いつでも・どこでも・誰でも」簡単に買い物ができるネットショップにしていきたい。現在、「おしゃべリボン」と「オーダーリボン・ドットコム」の2つのショップを展開している。

「お客様の反応が見えるコンテンツ」をそろえること

続いて、ネットショップの運営と利用しているシステムについておうかがいしようと思います。2つのネットショップを運営されているわけですが、現在、専任のスタッフは何名いるのでしょうか?

専任は2人です。注文・問合せなどのお客様対応に1人。リボンのプリント製作に1人。あとは、本業との兼任ですが、出荷・入金管理が1人です。サイト制作、コンテンツ企画、プロモーション管理はアウトソーシングしています。

「おしゃべリボン」と「オーダーリボン・ドットコム」、2つのショップで採用している注文用のシステムは同じものですか?

「おしゃべリボン」も「オーダーリボン・ドットコム」も、「Eストア」の「サイトサーブ」のレンタルサーバーを使っています。サイトサーブでは、もともとカゴシステムが標準装備されているので、「オーダーリボン・ドットコム」はそれを利用しています。「おしゃべリボン」の買物カゴは「SHOP-Maker」です。なぜ違う買物カゴにしたかというと、「おしゃべリボン」は注文ごとにプリントする文字を入力するテキストボックスが必要だったので、高機能かつカスタマイズできるSHOP-Makerさんのものにしました。使い勝手はどちらも良いですが、「SHOP-Maker」さんのカゴは本当に低価格で高機能。気に入っています。

「おしゃべリボン」で利用している「SHOP-Maker」の注文システム。
リボンごとにプリントする文字を入力する欄が設けられている。
「おしゃべリボン」では、掲示板も運営されています。この「おしゃべりcafe」の運営管理はタイヘンではありませんか?

利用している「21STYLE」のレンタル掲示板は、利用料もとても安く、荒らし対策などもできる高機能の掲示板なので、管理で困ったことはほとんどありません。
ここコーナーは、ご注文前の質問とご注文後の感想の投稿掲示板になっているので、お客様にとっては購入前に一番参考にしているコンテンツになっているはずです。書き込みは、ひと月10~20件くらいあります。

細かいところまで気を配って、しっかりショップづくりをされていすね。では、ショップに見込み客を呼び込むための、ネット広告やSEOなどの施策についてはいかがでしょうか。なにか効果的な施策があったら教えてください。

現在は、アドワーズ広告とオーバーチュアを併用しています。また、個人がやっている雑貨や手作りサイトでのバナー広告やプレゼント広告。これが一番費用対効果が高いでしょうか。あとはひたすら口コミを期待して、一人一人のお客様への対応を丁寧に迅速にと心がけています(笑)。ブログの大流行もあり、最近のアクセス経由の上位は個人のブログからですね。

なるほど。やはりブログのクチコミは無視できませんね。内田さんは、マスコミからたくさんの取材を受けているようですが、その秘訣をぜひ教えてください。

特に秘訣はないのですが(笑)。SEO対策に力を入れていることと、なるべくお客様の反応が見えるコンテンツをそろえていることでしょうか?

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この記事の著者

山田 雅彦(ヤマダ マサヒコ)

大学で経営工学を専攻。総合電機メーカー系ソフトハウスに勤務後、フリーのシステムエンジニア、IT系コンサルタントなどを経て、2000年3月に有限会社サーブを設立。 また、買い物情報のクチコミサイト「買物じょうず」の企画・開発...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/06/12 11:05 https://markezine.jp/article/detail/1261

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