comScoreは12月29日、2010年の11月1日から12月26日までのホリデーシーズンに、米国でオンラインショッピングに費やされた金額を発表した。高い失業率や住宅価格の下落など米国経済は厳しい状況であったが、オンラインショッピングは強さを見せて、前年比13%増の308億1000万ドルとなった。
11月25日の感謝祭の日は4億700万ドルで28%増。送料無料の日とされた12月17日は9億4200万ドルで前年比61%と大きく伸びている。また、クリスマスを含む12月の週は24億5000万ドルで17%増となった。この期間に大きく売上を伸ばした商品カテゴリは、「コンピュータ・ハードウェア」(23%)で、「書籍・雑誌」(22%)、「家電」(21%)が続いている。
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