株式会社サイバーエージェントと子会社の株式会社アドプレインは、株式会社エイチ・アイ・エス(以下H.I.S.)の「Second Life(以下セカンドライフ)」進出支援を行い、仮想世界内サービスの「H.I.S. 旅SL(タビスル)」を6月13日より展開すると発表した。
近く日本語版がオープンするとされているセカンドライフ。現在、利用している日本人の利用者数は約20万人ほどといわれ、メディアで騒がれているほど、盛り上がっていないのは事実だが、日本語版サービス開始後は、国内の利用者急増も想定されている。一方、セカンドライフ内での企業の取り組みはそれだけで注目を浴びる傾向があり、日産自動車やソフトバンクモバイルなどさまざまな企業がサービス展開しているが、旅行業界でH.I.S.が初めてとなる。
アドプレインはH.I.S.のセカンドライフ内サービス「H.I.S. 旅SL(タビスル)」の制作、マーケティングの他、「H.I.S. 旅SL(タビスル)」における今後のイベントや新企画展開の実施など、H.I.S.の仮想空間内でのブランド確立、将来顧客へのアプローチ基盤の確立をサポートする。また、サイバーエージェントのブログメディア「Ameba(アメブロ)」とH.I.S.が共同運営する旅好きな人のためのブログサイト「旅ブロ」と連動した企画も今後展開を予定している。
「H.I.S. 旅SL(タビスル)」は、旅行会社らしくセカンドライフ内の名所を紹介しワンタッチでトランスポートできるバーチャルトラベルステーションを設置、周辺に世界各地のテーマ館を期間ごとに展開していく予定とのこと。また、旅行に関する特別商品の告知や、旅行のオンライン予約への誘導も実施する。展開場所は、株式会社ジップサービスが展開している、MagSL Tokyo内だ。
プレスリリース:サイバーエージェントとアドプレイン H.I.S.の「Second Life(セカンドライフ)」進出を支援