メディアインタラクティブは、乳幼児から小学低学年児童までの子育てをしている既婚男性500名を対象に、2月に調査を行った。子育てをする前と、実際に子育てをしてからの心境の変化を聞いたところ、半数近くの人が「育児は思っていたより大変」と回答。理想と現実の差が大きいことがうかがえる結果となったが、2位以下には「楽しい」「充実感がある」「素晴らしい」というポジティブな回答が続いている。
子育てで楽しいと感じることは「遊ぶ」「お風呂に入れる」が多く、意外にも「買い物」という答えも第3位にランクイン。逆に子育てで大変と感じるのは「夜泣き」「寝付かす」。子育てにをしている夫に対する妻の評価をたずねたところ、夫に対する評価が「上がった」という回答は約3割に達している。
育児休暇については、取得したことがある男性は全体の約1割にとどまり、現在取得中は2.2%という厳しい現実がある。しかし、勤務先の育児休暇に対する対応を聞いたところ、「取得を推奨している」(6.2%)「理解があるほうだ」(34.8%)と、男性が育児休暇を取得しやすい環境が4割を超えてきていることが明らかになった。
【関連記事】
・現役パパを上回る、未婚男性の「子育て意欲」
・8割のパパがおむつ替えに協力、「パパ友」いる53%
・子育て・介護などの行政サービスを検索・活用するしくみを開発する「OpenUMプロジェクト」