medibaは2月中旬、同社の保有会員である20~59歳の男女にモバイルリサーチを行い、1600人から有効回答を得た。medibaは昨年10月に行った調査と比較しながら、「共同購入型クーポン」の利用動向を分析している。
共同購入型クーポンは携帯版とパソコン版ともに、認知率、登録率、購入率がアップしており、前回調査から4か月でサービス普及している様子がうかがえる。また、携帯版・パソコン版ともに「GROUPON」「ポンパレ」の登録率が高くなっており、他サービスを引き離して2強の状態となっている。
利用意向ジャンルでは、共同購入型クーポン未登録者かつ利用意向保有者ベースで見ると、携帯版・パソコン版ともに「芸術鑑賞・スポーツ観戦」の項目で利用意向が伸びており、携帯版では「グルメ」「レジャー施設」の項目で利用意向が増加している。また、共同購入型クーポン購入者ベースで見ると、パソコン版では「物品・製品」「美容・エステ・スパ」「高級グルメ」「整体・指圧などのマッサージ」で購入した割合が伸びており、携帯版では「美容・エステ・スパ」で割合が伸びている。
共同購入型クーポン購入者を対象に、この仕組みを成立させるためにソーシャルメディアを活用したことがあるかをたずねたところ、パソコン版では16%、携帯版では10%が活用したことがあると回答している。
【関連記事】
・マクドナルド、Androidおサイフケータイ端末に「かざすクーポン」提供
・「GROUPON」と「ポンパレ」の二強体制続く
・ファミリーマート、クーポン発券サービス開始