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Google アドワーズ活用事例(AD)

Googleオープンビジネスパートナー優秀賞を受賞!
AdWords無料お試し券の有効活用でビジネス拡大

集客だけでなく、顧客のビジネスをトータルに考えて提案

 同社では、顧客の考える広告効果がどこにあるのかを常に考えています。サイトへの集

 客はあくまでも過程であり、顧客のビジネス効率を上げることが広告効果であると意識し、サイト訪問後のプロセスにまで深く関わった提案を行います。大石氏は、担当しているクライアントの1つ、実店舗のあるカルチャースクールのコンサルティングについて次のように語りました。

 「このスクールでは、1.サイトへの訪問、2.サイト上でのお問合せ、そして3.実店舗での受講申し込みといったプロセスを経て売上が発生します。以前の実績データでは、1から2に至るコンバージョン率が1%。2から5割の方が3へとつながるので、最終的なコンバージョン率は0.5%ほどでした。そこで弊社では、サイトの集客には広告を使って従来の2倍に、問い合わせは、サイトにチューニングを施して同じく2倍の2%に。実店舗での申し込みまでのプロセスは、お客様にも努力していただき6割を目標にしました。そうすると、サイト経由の受講者数(=売上)は5倍近くにもなります。このように、常にお客様との話し合いを重ねながら改善を行い効果につなげています

 目標を設定し、AdWordsの機能や関連ツールを活用しながら数値を測り分析することで、効果を阻む原因や改善点の発見に役立てている同社。実際、どのようなツールを活用しているのでしょうか。

 「AdWordsの管理ツールと、ウェブ解析ツールのGoogle Analyticsはフル活用しています。中でもコンバージョンオプティマイザー※は特に役立っています。また、広告の管理や運用を助けるツールは、既成のものは使わずに、必要な機能は自分たちで開発しています」

 コンバージョンオプティマイザーとは、成果1件にかかった費用をもとに、クリック単価を自動的にシステムが判断して広告を配信できるAdWordsのツールの1つ。面倒なクリック単価の微調整が不要で、改善施策を行いながら、クリック数やコンバージョン数を保ったままコストを削減することができます。このほかにも、提供されている様々なツールを使い分け、業務に活かしているそうです。

AdWordsをもっと理解することが、今後のビジネスに大きく影響する

 数々の成果を上げ、「Google オープンビジネスパートナー優秀賞」を受賞した同社。受賞以来、問い合わせも増え、Googleに注目している人の多さを改めて実感されたそう。プログラムに対して大石氏は、さらなるサポートの充実に期待しています。

 「無料お試し券以外に注目したのが『専用サポートデスク』です。最も迅速で的確なサポート必要とするのは常に『最悪』の事態の時です。弊社にとっては万が一の最悪の事故ですが、例えば出稿停止などの事態が発生すると、広告主であるお客様は大きな不安を感じますし、その時の広告施策が上手くいっていればいるほど、そうした事態による業績への影響は大きくなります。当然、私たちにはレスポンスのよい対応が求められますので、Googleの担当者に直接電話して原因等を確認できるような窓口ができるなど、さらに充実することを期待しています。一方で通常のサポートとしては、システムや機能の変更などについての詳細な事前アナウンスがあると嬉しいですね」

 AdWordsやGoogleの関連サービスは、日々改善が施され、新しい機能が次々と追加されていきます。こうした新しい機能をうまく活用するには、より深く従来の機能を理解することが必要となります。最後に大石氏は、AdWordsを活用した今後のビジネス展開について次のように語りました。

 「まず、今後もAdWordsの機能についての勉強を社内で奨励したり、レポートの自動吐き出しなど、便利な機能を使った作業の効率化は継続的に取り組んでいきたいです。機能を使いこなせばやれる事の幅は広がりますし、利便性の高いツールによって、誰でもできる作業を仕組み化し、我々にしかできないことにより多くの時間を充てることができます。また、スマートフォンの普及に伴い、リスティング広告の需要そのものもある程度伸びてくるとは思いますが、特に弊社のようなサービスにとっては、ユーザーセグメントや地域ターゲティングといったAdWordsの優れた機能が、モバイルユーザーに対して活用しやすくなることで、モバイルユーザーに対するマーケティングが相当深化するのではないか、と期待しています。それまで非常に手間とコストのかかるものだったことを劇的に改善してくれるツール、AdWordsの機能の充実には今後も注目していきたいです」

ユーザー情報
  • 会社名:株式会社イグニス(ignis inc.)
  • 所在地:東京都港区
  • 設立:2004年
  • 事業内容:インターネットマーケティング、コンサルティング、インターネット広告、デザイン・制作、システム構築

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2011/06/21 22:35 https://markezine.jp/article/detail/13680

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