SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

Adobe Omniture Summit 2011総力レポート

「ソーシャルメディアとスマートフォンの普及でデジタルマーケティングはさらに複雑に」
アドビ システムズ ジョン・メラー氏インタビュー

 Adobe Omniture Summit2011の開催期間を利用し、アドビ システムズ 戦略&ビジネス開発担当バイスプレジデントのジョン・メラー氏へのインタビューが実現した。ソーシャルメディアとの関わり、スマートフォンという新たなデバイスへの対応、アドビからのメッセージなど広範に話を聞いた。

ソーシャルメディアではファンページ立ち上げ、そして広告購入の流れ

 ―ソーシャルメディアへの注目度が今年も高まっています。米国ではソーシャルメディアに対する投資が加速しているようですが、その実態は。

アドビ システムズ 戦略&ビジネス開発担当バイスプレジデント ジョン・メラー氏
アドビ システムズ 戦略&ビジネス開発担当バイスプレジデント ジョン・メラー氏

 ソーシャルメディアと一言で言っても、聞く人によって異なります。大別しますと、次の3つに分けられます。

  1. お客様とのコミュニケーションツール
  2. ブランドをプロモートする
  3. 売上を上げる

 このことを前提として見た時、当社のお客様はかなり大きな投資をされ始めています。広告出稿の事例としては、たとえばFacebookやLinkedInの広告スペースを購入する、というものがあります。

 一方、Facebookなどのソーシャルメディアにページを設けるという動きもあります。ただし、これは通常の広告投資とは違った観点からの投資と言えます。

 ページにいろいろな書き込みをしながらコミュニティーを構築していくものであり、少し時間をかけて作り上げていかなければならないものです。通常の広告のように金額を投じて購入できるものではない点がソーシャルメディアならではの事例と言えます。

 実際に、当社のお客様の行動を見る限りでは、まずFacebookなどに広告を購入する前に、ページを作ってそこにコミュニティーを作ることから始めているようです。

 このように、まずはページを立ち上げることに注力し、その次に広告(メディア)を購入するという流れが一般的です。いずれにせよROIを正確に計測することが必要になってきますので、トラッキングへの重要度が増している状況です。

 ソーシャルメディアのトラッキングを行うための製品は今まで存在しませんでした。今回、我々が発表した「Adobe SocialAnalytics」はまさにこの課題を克服する唯一の製品と言えます。

Adobe SocialAnalyticsでビジネスへの効果測定可能に

 ―Adobe SocialAnalyticsの最大の特徴とは。

 Adobe SocialAnalyticsは、ソーシャルメディアの効果を計測・可視化したいと考えているマーケターにとって、非常に強力な製品だと断言できます。

 SocialAnalyticsを活用すれば、いわゆるソーシャルメディアのビジネスへの影響度を測定することができます。この一年間、お客様と対話する際、ソーシャルメディアは最もホットトピックでした。

 ソーシャルメディアに非常に興味はあるが、何をしたらよいのか、そこでどう測定を実現するのか。こうしたお客様からの要望に解を与えるツールをAdobe SocialAlanyticsで提供できることは、業界にとって非常に画期的な出来事です。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
スマートフォンでは最適なパーソナライズ化実現

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
Adobe Omniture Summit 2011総力レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

高澤 里美(タカサワ サトミ)

外資系IT調査会社での調査・分析、半導体産業新聞記者などIT関連分野で幅広く十数年の経験を積んだ後、フリーライターとして始動。IT分野を中心に、各種執筆活動を継続中。最近では、各種記事・原稿執筆に加え、IT関連企業各社のプレスリリース、ニュースレター、広報誌なども手掛ける。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2011/05/12 11:00 https://markezine.jp/article/detail/13713

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング