「Dropbox(ドロップボックス)」は米Dropbox社が運営するオンラインストレージサービス。一方の「Evernote(エバーノート)」は米Evernote社が運営するオンラインドキュメント管理サービス。いずれもインターネット(クラウド)の向こう側でデータを処理し、ユーザーがそれをネットワーク経由で利用するクラウドサービスだ。
現在、両社とも堅調に利用者数を伸ばしており、5月時点の国内月間利用者数は、Dropboxが64万人、Evernoteが56万人。いずれも男性の占める割合が非常に高く、男女比はDropboxが85:15、Evernoteが86:14となっている。
利用が広まっている背景にはスマートフォンの普及がある。下のグラフにもあるとおり、昨年はEvernoteがNTTドコモと、今年はDropboxがソフトバンクと提携を発表し、加入者へのサービスの拡充を表明している。
※2011/06/29 ネットレイティングスの訂正リリースを受け、一部修正。
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