大日本印刷が設立した新会社フレップスは、スーパーマーケットなどが販売するPB(プライベートブランド)商品の容器や包装紙を広告媒体として、広告掲載スペースの開発と販売を行う。これによって、広告掲載スペースを提供する流通企業は、PB商品の売上に加え、広告料収益を得ることが可能になる。
フレップスは、商品と広告の組み合わせの提案、広告効果測定、さらにはプロモーション支援などのサービスも提供。サービス開始当初は、流通企業のPB商品と関連の深い食品・日用品メーカーの広告を中心に取り扱い、将来的には、「脳を活性化させる」、「疲労を回復させる」など生活者の関心の高い情報を掲載するほか、家電、通信、教育などの分野にも拡大する。
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