イーライフは、同社が運営するクチコミプラットフォーム「buzzLife」の会員を対象に、8月上旬に「消費期限」や「賞味期限」に関する調査を行い、1万3839名から回答を得た。「消費期限も賞味期限も守っている」と答えた人は全体の13.4%で、「消費期限も賞味期限も守らないことがある」との回答は55.8%に達している。
こうした期限を守らない理由としては、「期限が過ぎても食べられる(すぐに悪くならない)」「期限がそもそも余裕持って設定されている」などの回答が寄せられ、多くの消費者は表示された期限と実際の品質劣化に、かい離があると捉えており、期限を多少過ぎても問題ないと考えている様子が明らかになった。また、2つの期限のうち、賞味期限のほうが守られない傾向にある。
地域別にみると、北海道が「消費期限も賞味期限も守る」率がもっとも低く、沖縄がもっとも高くなっている。逆に、「消費期限も賞味期限も守らない」率は、北海道が最高で沖縄が最低となっており、期限を守るかどうかの考え方は、品質劣化に影響を与える各地域の気候(気温)と関係がありそうだ。
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