GfK Japanは、2012年4月期における企業のタブレット型端末利用状況を発表した。
タブレット型端末を「導入している」と回答した企業の割合は19%。「導入を予定/検討している」の割合は33%であった。
業種別にみると、「建設業」「教育」では「導入している」が前回調査から10%ポイント以上増加。また、「不動産業」「流通業」においては「導入している」が20%強、「導入を予定/検討している」割合も40%を超え、導入に積極的な姿勢が見られる結果となった。
また導入の最多理由は「ペーパーレス化によるコスト削減」であった。タブレット型端末のビューアーとしての活用認知度の高まりがうかがえる。
【調査概要】
調査期間:2012年4月
調査方法:インターネットリサーチ
サンプル数:約1,800 ※従業員規模別・業種別の各セグメントで均等割付
回答者:情報システム部門所属、またはITハードウェア・ソフトウェアの導入関係者
調査項目:スマートフォン・タブレット型端末導入状況
企業の情報化投資動向に関する事業所調査
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