SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

秋元@サイボウズ・ラボのAlexa徹底解析講座

Firefox向けAlexaツールバーSparkyを活用する


過去二回に渡り、Windows上のインターネットエクスプロラー(IE)向けのアレクサ・ツールバーについて説明をしてきました。今回は、それ以外の環境でAlexaの統計に参加するためのツールについて紹介します。また、サイボウズ・ラボが新しくはじめた、Alexaの代わりと成り得るトラフィック集計サービスPathtraq(パストラック)についても紹介させていただきます。Alexaが何で、どう使うかということについては、第一回のAlexaとは何かからお読みいただければと思います。

AlexaデータはWindows/IEユーザの統計だった

 前々回からご紹介しているアレクサ・ツールバーは、マイクロソフトWindows上のInternet Explorer専用のツールバーでした。Alexaでは、ここ何年間のあいだというもの、このIE用のツールバーがAlexaの唯一の情報収集手段でした。(さらにその前には、NetscapeやIEにAlexaの機能が内蔵されていました。詳しくは連載の第三回をご覧ください)

 一時期は、この構成でWebにアクセスする人が90%を大きく越えるようなブラウザのシェアになっていたこともあり、そのような状況ではIEを使うユーザのアクセス先を調べていれば十分だったろう、というのもあったでしょう。しかし、その後、ブラウザの市場シェアは、Firefoxのシェアの増加や、アップルのマッキントッシュ(標準ブラウザはSafari)の復調などもあり、Intenet Explorerのバージョン4や5の時代に比べると、Intenet Explorerだけ対応していればいいという状況ではなくなってきています。

 アメリカや日本はそれほどでもありませんが、ヨーロッパやオセアニアでは国によってはFirefoxのシェアがIEに迫るほど高いところもあり、IEユーザだけの統計を取っていては正確なトラフィック分析ができなくなりつつあります注1)。

 その様な状況下で先月リリースされたのが、Firefoxブラウザのための公式アレクサ・アドオンSparkyです。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
Firefox向けの公式ツールバーSparky

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
秋元@サイボウズ・ラボのAlexa徹底解析講座連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

秋元 裕樹(アキモトヒロキ)

週3日はサイボウズ・ラボ職業ブロガー勤務。著書に「PHPxWebサービスAPIコネクションズ」「実践Web2.0 BOOK」など。個人では比較表コミュニティならべてや日本のITを海外へ紹介する英語サイトアジアジンを主宰。個人ブログ

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/08/10 09:59 https://markezine.jp/article/detail/1607

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング