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「日本のグローバル・ブランドTOP30/日本の国内ブランドTOP30」発表

2013/02/15 12:00

 インターブランドは、日本発のブランドを対象に、世界基準によるブランド価値評価ランキング「Japan’s Best Global Brands 2013(日本のグローバル・ブランドTOP30)」及び「日本の国内ブランドTOP30」を発表した。

Japan’s Best Global Brands 2013(日本のグローバル・ブランドTOP30)

 本ランキングはグローバルな事業展開を行う日本発のグローバルブランドを対象に、そのブランドが持つ価値を金額に換算してランク付けするもので、本年で5回目。

 2012年も日本企業にとって厳しい経済環境の年となり、「日本のグローバル・ブランドTOP30」のブランド価値の合計額は、前年比0.7%の微増という結果であった。

 Toyota(+9%、1位)は、2012年に米誌コンシューマー・レポートが発表したブランド別信頼性調査で上位を独占するとともに、インターブランドが発表したグリーンブランドのグローバルランキング「Best Global Green Brands 2012」で世界1位となり、グローバルにおける環境イメージでも確固たる地位を築いている。

 2年連続で30%以上のブランド価値の増加を示したNissan(+30%、7位)は、「DATSUN」ブランドの投入を発表するなど新興国への積極的な開拓を進めている。

 Nissanに次いで大きくブランド価値を向上させたのが、高い技術力で大きな優位性を持つ戦略商品に注力しているBridgestone(+23%、13位)。そして最重要市場の米国において3年連続で過去最高の販売台数を更新したSubaru(+24%、23位)だ。

 Nikon(+19%、10位)は、世界的な景気減速や、高画素カメラ搭載スマートフォンの急速な普及の影響を受けてコンパクトデジタルカメラ市場が低迷する中、海外での売上が堅調に推移しており、安定した存在感やブランド力の高さを誇り、3年連続で二桁成長を示している。

 また、Asics(+14%、18位)は、アムステルダムに続くブランド旗艦店をロンドン市内にオープンするとともにインドやシンガポールでの事業展開を強化している。そして、Unicharm(+14%、21位)もこれまでの東南アジアからインド、南米、アフリカなどへとグローバル展開を加速化させ、ブランド価値を順調に増加させている。

 一方で、国内液晶テレビ市場における需要の急減、太陽電池の販売低迷などにより、大幅な赤字を見込んでいるSharp(-57%、19位)は、当ランキングの中で最も価値を減少させたブランドとなった。

 また、中国の景気減速を受けた業績低迷に加えて、防衛省への過大請求に伴う返納金などにも直面し、苦戦を強いられているMitsubishi Electric(-13%、17位)や自動二輪事業で主力市場のインドネシアで導入された

 ローン規制や新興国の経済成長鈍化などが響いたYamaha(-11%、24位)は、楽器事業でも欧州景気後退や中国景気の減速の影響を受け、ブランド価値を減少させた。

日本の国内ブランドTOP30

 本ランキングは、日本発のグローバルブランドで海外売上高比率が30%(2011年度実績)に満たない国内ブランドのTOP30のブランド価値を算定したもの。国内ブランドTOP30のブランド価値合計は、前年に比べて6.7%増加した。

 このうち最もブランド価値を増加させたのは、昨年に引き続き、アジアを中心にグローバル化を積極的に展開しているMuji(+38%、21位)。同様に海外出店を進めグローバルブランド化を志向しているUniqlo(+23%、6位)やRakuten(+12%、10位)も順調にその価値を増加させている。特にUniqloのブランド価値は36億ドルとなり、Gap(37億ドル)に肉薄する水準となっている。

 また、最も身近な小売店舗としての重要性や社会インフラとしての機能が震災で改めて再認識されるだけでなく、プライベートブランド商品の開発強化や高齢者層への対応も進めているLawson(+29%、12位)とFamilyMart(+19%、17位)のブランド価値も、昨年に引き続いて大きく増加した。

 また2011年にIPOを実施し、スナックフーズのグローバルブランド化を目指しているCalbeeが29位に初ランクインした。

 これらの国内ブランドの積極的な海外展開は、ブランド価値を大きく向上させる要因の一つとなっている。

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