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DAC、スマホ特化型eコマースプラットフォーム「Origami」へ出資

 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、スマートフォン特化型の次世代eコマースプラットフォームを運営するOrigamiへ出資したことを発表した。

 スマートフォンの普及によって急成長をしているモバイル経由eコマース市場は、2012年現在で約2兆1,000億円、2017年には約5兆円まで拡大し、eコマース市場全体の約3割を占めると推測されている。また、ソーシャルグラフ等を活用した新しいモデルのeコマースサービスも次々と現れはじめている。

 このような環境の下、DACは、スマートフォン特化型かつソーシャル、ロケーションデータとの連動性を持つeコマースプラットフォーム「Origami」に注目し、今回の出資に至った。

 「Origami」上で、ユーザーは好きなショップ・ブランド・他ユーザーをフォローし、つながることができる。それにより、従来の商品サーチだけではなく、ユーザの興味・現在地・フォロー情報をもとにカスタマイズされた情報をタイムリーに得ることができ、好きな商品をより早く、簡単に見つけることができる。気に入った商品はスマートフォンからワンクリックで購入でき、シェア機能によってユーザー間で共有できる。

 一方、ショップ・ブランドはWEBページ上の簡単な登録でショップページを開設でき、ロケーションデータとの連携により、近くにいるユーザーを実店舗に誘導することも可能。さらに、「Origami」上での自社のフォロワーや購入者が分かるため、新しいマーケティングツールとしても利用できる。

 今後、DACは「Origami」上で展開予定の広告やデータマーケティング事業における協業、DAC及びDACグループが保有するテクノロジーやソリューション、コンサルティング等のリソース提供による事業拡大支援を行っていく。

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2013/04/24 12:00 https://markezine.jp/article/detail/17679

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