Facebookページに関するマイニング実例その2
3回以上、エンゲージメント率が低い投稿が続くと、その後の投稿にも影響を与える可能性が高くなる。
コムニコにご相談頂いた会社さんから、エンゲージメント率が低い投稿(ミス投稿)をした結果、その後エンゲージメント率が回復せずに困っている、というお問い合わせを頂いたことがありました。コムニコ内部の意見としては、1度、2度エンゲージメント率が低かったとしても問題はないという認識でいたのですが、実際のところどういったことかを知りたかったため、実際のデータを使って分析しました。
結論としては、3回連続のミスまではエンゲージメント率に影響はないものの、同じようなミス投稿を4回以上続けてしまうと、その後の投稿のエンゲージメント率にも影響を与えてしまう可能性が高くなることがデータから確認できました。
Facebookページに関するマイニング実例その3
漢字・ひらがな・カタカナの利用比率で反応が変わる。ひらがなは気持ち多めが吉。
出版業界に勤めていた方から、「文章の漢字比率は下げて、ひらがな比率をあげたほうが読みやすくなる」と聞いたことがあります。読み易い・読み辛いは判定できないものの、ユーザーからのレスポンスという意味ではデータから回答を導き出すことができるため、どういった文字比率だと反応率が変わるのか、漢字・カタカナ・ひらがなでそれぞれ調べてみました。こちらも対象は日本語で運営されている約1,000のFacebookページが対象です。
下記のグラフがひらがなの利用率となりますが、ひらがなの利用率は高ければ高いほど、エンゲージメント率は高くなる傾向にあります。そのような現状に関わらず、緑の棒グラフにある現在の投稿数を見ていくと、大半の投稿はひらがな比率が30%以下であることがわかります。読み易さが反応の高さにつながっていると予想されるため、Facebookに投稿する際は、「気持ちひらがな多め」を推奨します。
その他調査データに関してはコムニコウェブサイトよりダウンロードが可能です。
一緒にデータ分析を行っていきましょう!
今回ご紹介したように、コムニコとフティでは主にFacebookのデータを中心に、「効率的な運用に役に立つ情報」をデータから抽出する作業を行ってきました。今後も2社のタッグで分析作業を進めていきますが、『ソーシャルメディア データマイニング研究所』では、
- こんなデータを分析してほしい!
- 「○○は××だ」という噂が本当なのか知りたい!
- 一緒に分析を行いたい
というご意見を基に、1年間というスパンで各種分析を展開していきたいと考えています。せっかくソーシャルなデータを分析するのですから、オープンに、ソーシャルに進められると素敵だなぁ、と妄想中です。自分ひとりでやるの大変なんだよなぁ、なんて諦めた経験のある方がいらっしゃれば、法人・個人問わずお気軽にご連絡くださいませ。
というわけで、ご意見や仲間入り意思表明等、コムニコのお問い合わせページにてお待ちしております! 2回目も楽しみにお待ちください!