大日本印刷は、生活者の属性情報と購買情報を組み合わせて分析し、新聞折込みチラシやダイレクトメールなど販促物の最適な配布地域を郵便番号のエリアで可視化するエリアマーケティング分析手法サービス「エリアダッシュ2013」をリリースした。
「エリアダッシュ2013」は、商品やサービスなど約600品目についての購買情報をもとに、DNPが独自に構築した家計消費データベースと、従来のクラスター分析を組み合わせてエリアの特性を抽出する。属性情報と購買情報の両面から、郵便番号のエリア別にクラスターの分布状況を可視化して地域特性を分析することで、多様な顧客層をより的確に捉えたエリアマーケティングを実現する。
DNPの家計消費データベースは、総務省家計調査(家計消費調査年報)と国勢調査データをもとに、外食、基礎化粧品、ビール、雑誌、ペットフードなど約600品目におよぶ消費財やサービスへの支出額について、全国を12万件に区分する郵便番号別に1世帯あたりの年間消費推計値をDNP独自の分析手法で算出する。
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